3月3日に公立入試の結果が発表されまして、これにて2023年度の入試が終わりました
まずは受験生の保護者の皆様に1年間見守っていただいたこと、ご協力いただいたことに感謝申し上げます。
おかげさまで今年は数年ぶりに生徒全員公立高校に合格することができました。ありがとうございました。
余裕をもって、というわけではない受験でしたので、最終的に合格を勝ち取ったお子様を誉めてあげてほしいと思います。
今年の受験生は、これも時代の流れか特に省エネを好む傾向にあり、今までの受験勉強と変わったことも多かった一年でした。
個人的にはもう少し泥臭く勉強した方が、と今の高校生を見ていると感じることもありますが、生徒自身の決め事を侵さないという方針のもと見守ることにしていました。
ともあれ、全員合格したということで、こちらも肩の荷が下りた気持ちでおります。よかったです。
入試の雑感としては、これは私立入試、大学入試でも感じていることですが、問題文の処理力をチェックするということがより重視されているのではないかと思いました。
この問題は何をやらせたいのか、ということを時間内に読み取ってそれを答える。ということですが、それを「時間内」にという制限がつけられた下で行う、これができるかできないかで大きく結果が変わるのだと思います。
時間を無制限にしたら解ける問題も「3分で」と区切られたら解けない、ということだと思います。
最後に、これはたまたまかもしれませんが、今年の生徒は本番のタフさが無かった!!
1日目のあの阿鼻叫喚の塾内を見せてあげたいくらいです。
それを踏まえても全員合格する可能性は無くならないと判断していて、実際結果が出たので、私個人の入試への視力は衰えていないという証明にもなったと一人ごちていますが、そういうことより、この脆さが生徒個人のもので、たまたまそういう集団だったのか、これからそういう生徒が増えていくのか、これは注視しないといけないと思います。
本番で実力が発揮できるメンタリティを育てる、という運動部の部活みたいなことになりますが、これがまた今の時代は難しいでしょう。
という中途半端な結びになりますが、全員受かったからもう何でもいいや、という気分になってる発表翌日でした。
|